2019年10月02日

「学びの達人」への実践教育③ ノート指導


授業への集中力と学力向上に非常に役立つ、ノート指導。

学校でも、塾でも「ノートを取る」ということは欠かせないものだと思っています。しかし、そのノートの取り方は、人それぞれ。例えば、先生が前で書いたことだけをノートに書き留める人もいれば、先生が口頭で話したことも含めてノートに取る人もいます。

 

先日の辞書指導も含めて、このノート指導なども、普段なかなか手がつけにくい分野ではありますが、アドバンスでは重要視しています。

 

アドバンスで推奨しているのは、後者の「口頭で話していたこともメモをしていく」ということ。
授業を聞いている時は、耳から入ってくる情報はふむふむと理解してくれていることだと思います。だた、その情報はいつしか忘れていくもの。しかし、忘れてしまった時にでも、メモをしていれば思い出しやすくなります。

 

生徒たちには、折を見て、取り方の上手な生徒のノートを例に挙げて、自分のノートと比較してもらい、良い点を見つけ、反映してもらえるように伝えております。

 

【良いノートの具体例】
①字が雑過ぎないこと。
⇒いくら良い内容でも、字が乱雑だと、読みにくかったり、読む気がうせちゃうことも。

 

②口頭で言われたことのメモがしてあること。
⇒メモといっても、ただのメモではなく、文章として書きとめること。そうでないと、あとで思い悩むことに…(´;ω;`)

 

③後から見返したときに、わかりやすいものであること。
⇒図や表、色ペンなどを用いて、見やすいものにしておくと、テスト前などでも、どこが大事なのかが一目瞭然!

この3点を意識して受講をしてもらうことを生徒たちには伝え、日々実践です。

 

きちんと実践できている生徒ほど、理解度が高いものです。

さらに、アドバンスはインプット部分に映像教材を使用しており、ノートを取る際に、映像を一旦止めて、記入することができるので、よりよいノート作成が可能となります。

 

またテスト直しやテキスト演習の直しの際にも、自分のノートが上記の通り書けていれば、間違い直しも非常にスムーズにいきます。

 

このように、口頭で言われたこともメモをしようとすることで、必然的に先生の話す内容に集中するため、集中力はもちろん、習っていることへの理解度もアップするという一石二鳥につながるのです。

 

是非、アドバンスでノートの取り方を学び、日々の学習に生かしてもらえればと思っています。